one million yen girl

one million yen

不器用な優しさが
実は一番心地いい

【就職できずにフリーター生活を送る21歳の佐藤鈴子(蒼井優)。親元を離れようと実家を出ることを決意した彼女だったが、友人とのルームシェアを解消されてしまう…。そこで100万円を貯めて、ひとりアルバイトを転々としながら生きていくことを決意する鈴子。海を越え、山を越え、行く先々で誰かに出会っては、その関係から逃げていく中で、少しずつ彼女の中で変化が生じる。鈴子と同じように人と接する方法が分からず、学校でいじめに遭いながらもそれを乗り越えようとする小学生の弟・拓也の存在が、彼女の背中をそっと後押しする。そして鈴子は、ホームセンターのアルバイト先で出会った大学生の中島(森山未來)に、恋をする――。】




百万円と苦虫女。生きるのに不器用などこにでもいるような女の子。とても身近な現代のリアルが描かれてる気がする。どこにでも、誰にでも起きそうな。そう、誰もが鈴子なんだと感じた。終盤の手紙が心に響く。エンディングがもどかしくちょっと切ない。これは前向きなラスト。