Laurence Anyways

Laurence Anyways

女のしたたかさと不器用さ。
男の奔放さと繊細さ。

【23歳の気鋭カナダ人監督グザビエ・ドランが、女性になりたい男性とその恋人の10年にわたる愛を描いたラブストーリー。モントリオールで暮らす国語教師ロランスは、恋人フレッドに「女になりたい」と告白する。そんなロランスを非難しながらも、彼の最大の理解者になることを決意するフレッドだったが……。ロランス役に「ぼくを葬る」のメルビル・プポー。フレッド役のスザンヌ・クレマンがカンヌ映画祭ある視点部門で最優秀女優賞に輝いた。】




わたしはロランス。エンディングロールで静かに泣いた。よかった。2013年に見た映画の中で間違いなく最も印象に残った映画。スローモーションの使い方と、テキストが画面を覆う印象的なシーンと、色鮮やかな衣装と音楽。すばらしい。その一言。

とても若いこの監督の見ている世界が知りたい。