Koibumi Biyori

koibumibiyori

思い出せば痛い
恋する時はみな詩人

【ジョージ朝倉の同名コミックを4人の監督が4つの物語として描いた乙女チック・ラブストーリー。『あたしをしらないキミへ』『雪に咲く花』『イカルスの恋人たち』に加え、この作品全体を包むオリジナル・ストーリーの『便せん日和』をオムニバスで形式でつづる。出演は『天国の本屋~恋火』の玉山鉄二ほか大倉考二ら個性派ぞろい。ピュアなラブストーリーにマッチしたwyolicaの主題歌「恋文」にも要注目。】




恋文日和。今深夜にドラマをやってるけど、この映画の方が断然よかった。出てくる人はみんなどこか少し痛い。でもそんなもんなんだろうな、恋すると人って。その瞬間だけとたんに幼くなる。弱くって、ばかみたいで、単純で、かわいい。

手紙って、残るからいい。たまに昔の何気ない手紙とか、引き出しの奥から出てきてはっとしたりする。