Sayonara Midori-chan

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必死になる理由なんて、
本人にすらわからない。

【『この窓は君のもの』や『ロボコン』などで瑞々しい青春を描いてきた古厩智之監督が、人気マンガ家、南Q太の原作を得て、20代男女のリアルな恋愛ストーリーに挑戦。モテモテなダメ男に惚れてしまったせいでOLとスナックの二重生活を送るハメになったヒロインの恋心を、切なくもすがすがしく描き出す。主演は“金八先生”の娘役でもおなじみの星野真里。ヌード・シーンもサラリとこなし、現代の女の子像を好演している。荒井由美の名曲「14番目の月」を奥村愛子がカバーした主題歌にも注目。】




さよならみどりちゃん。予告編が見つからなかった。主人公はだめ男にはまり、自分の生活にも影響が出ている。それでもふわふわとした空気のような男に翻弄されていく。何もつかめないような感覚に陥っているとき、人は目の前のことしか見えない。この映画の主人公には恋する相手しか見えない。タクシーを追いかけるシーンがいいなと思ったが、その他は何となく違和感を感じていた。でもこれは現実の世界でも同じかも知れない。必死になる理由なんて、本人にすらわからない。