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完璧な
暗転の中で

今日は高校時代の友人の舞台を観にいった。思っていた何倍も面白かった。

最初の暗転で胸は高鳴り、目の前で演じる演者の挙動ひとつひとつに迫力を感じた。脚本の面白さもさることながら、演者のキャラクターにびしっとはまった役の一人ひとりが劇中をはねていた。腹をかかえて笑いながらも、最後には泣きそうになっていた。あらたな発見をした5月はじめの1日だった。

最後に泣きそうになった、と書いた。実際は最初の暗転で、もう泣きそうになっていた。高校時代の体育館の、暗幕の光を通しやすい頼りなさや、必死で立っていたスポットライトの差し込むステージ、リハーサルと称した観客のいないパフォーマンスを思い出したのだ。

今日は本当にいい日だった。ありがとう。