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向き合う
支える

【酒もタバコもやらない陽気な青年アダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は27歳でガンを患い、5年の生存率は50パーセントと宣告される。職場の同僚や恋人、家族が病気を気遣い神経質になっていく中、悪友カイル(セス・ローゲン)だけはいつも通りに接してくれていた。何とかガンを笑い飛ばそうとするアダムだったが、刻々と悪化していく病状に動揺を隠せなくなってしまう。】




フィフティ・フィフティ。とことん悲観的に見せるわけでもなく、所々にほのぼほとしたシーンを挟む穏やかなコメディ。病によって急変する周囲の対応や環境に困惑しながらも、じょじょに前向きに向き合いはじめる。健康なときにしか分からないいくつものありがたみと、病に陥ったからこそ知り得なかった優しい時間が胸を打つ。