La maison en petits cubes

むかし、ここには
かぞくがいた
【2008年アカデミー賞短編アニメ賞を受賞したハートウォーミング作品。CGやVFX多用の現代において、あえて鉛筆タッチを生かした画調で柔らかく仕上げている。海面の水位が、どんどんと上昇してしまい、その世界で住むおじいさんは、家を上へ上へと増築していく。そのうちに、以前一緒に住んでいた家族のことを思い出して……。】
つみきのいえ。上記はナレーション無しのバージョン。過去の思い出の温かさと、心細そうに一人水中を深く深く進むおじいさん。これは手元に置いておきたい話だと初めて見た2008年当時絵本を買い、今も大事にもっている。思い出は温かければ温かいほど、優しければ優しいほど、一人になったときぐっとくるものがある。