The Witch of the West Is Dead

The Witch of the West Is Dead

祖母の家は
いつも温かかった

【学校へ行くことが苦痛になってしまった中学生のまいは、母に勧められて祖母の家に身を寄せることに。母とまいが”西の魔女”と呼ぶイギリス人の祖母は、大自然に囲まれた一軒家で穏やかな生活を送っている。祖母との田舎暮らしは閉ざされたまいの心を少しずつ解きほぐしていく。梨木香歩のロングセラー小説を「8月のクリスマス」の長崎俊一監督のメガホンで映画化。祖母役に往年の名女優シャーリー・マクレーンの娘サチ・パーカー。】




西の魔女が死んだ。共働きで、幼少期は祖母の家に入り浸っていた自分にとって、とても微笑ましく見えた。祖母というのはどこでも同じなんだろうが甘く、時に母よりも厳しい。この映画の撮影場所は山梨にあり、一度ロケ地を見に行った事がある。こんないい環境で幼少期、一時でも過ごせるのは、どれだけ価値のある事だろうと思った。