grandma

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畳と神棚と
そこにある祖母の背中

先週は祖父、今日は祖母の家に泊まりにきた。2〜3ヶ月に1度くらいしか顔を見せられないのもあってか、祖母の家に行くと大量の食料と大量のお菓子を出してくれる。愛情を感じて微笑ましいけれど、さすがに全部は食べられない。

わたしは明らかなおばあちゃん子だ。幼いときは同居していたし、両親が家を建て別に暮らし始めてからも共働きの誰もいない家に帰らず、祖母の家に入り浸っていた。神棚があって畳が敷き詰められ、線香と柔軟剤のにおいのする祖母の家。今ではその家はもう取り壊されてしまっている。が、どこに越しても、そこは安心する「祖母の家」になってしまうから不思議だ。

同じような会話を続けながら、今日は畳の上で眠るのだ。